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高炭水化物・低脂肪・低タンパク質が最も健康的で長生きできる

科学者たちが語る食欲 食べすぎてしまう人類に贈る食事の話

「科学者たちが語る食欲 食べすぎてしまう人類に贈る食事の話」

著者:デイヴィッド・ローベンハイマー

スティーヴン・J・シンプソン

櫻井祐子訳

採点:89.5点/100点満点

「科学者たちが語る食欲」は勝間和代さんの「勝間式 お金持ちになる読書法」

の袋とじで紹介されていた「お金持ちになるための最強本15冊」の内の1冊です。

感想ですが、「惜しい!」の一言に尽きますね。

よいことは書かれていますが、つまらない部分が多すぎ。

350ページほどありますが、個人的に参考になったのは30ページくらいです。

その30ページも、低炭水化物・高脂質が体に悪いとか短命とか

同じようなことが何度も書かれているのもマイナス。

残りのページですが、動物とか虫とかでの実験についてが多く、

個人的にあまり興味がないし、動物実験の部分はもっと少なくていいと感じた。

これこそ30ページくらいにしてほしかった。

個人的には不要な部分が多く、

内容的には50ページ~100ページくらいでも十分まとめられると感じた。

私が好きな勝間さんが「最強本」とおすすめしていたので読んでみたけど、

思ったよりは参考にならなかった。

ちなみに、「科学者たちが語る食欲」は勝間さんの読書法の本を読む前に購入していました。

しばらく積読状態だっただけです。

私にとっては、そう目新しいことは特に書かれていないが、

今自分が実践している「高炭水化物・低脂質・低タンパク質」食が

間違っていないことが確認できたのは大きかった。

まあ、これも100%正しいとかではないですし、

10年後とかどうなってるか分からないですけどね。

この高糖質がいいのか高脂質がいいのかは最近意見が分かれていますよね。

高脂質食だと、金森重樹さんが有名どころでしょうか。

かまいたちの山内さんやラルクアンシエルのhydeさんらも

この高脂質・低糖質(断糖)を実践しているようです。

1日1食とか少食を実践している芸能人や歌手はそれなりにいますが、

高脂質食を実践している方は少なそうですね。

他にも、「やせたければ脂肪はたくさんとりなさい」を監修している

江部康二さんなんかも高脂質(低炭水化物)派ですかね。

高脂質派の方が少ないですが、未だに糖質制限を推奨している人も多く

高炭水化物をすすめている人は少数派です。

高炭水化物(低脂質)をすすめているのはこちらもあまり多くありませんが、

崎谷博征さん、、、くらいしか思い浮かばない。

あとは意外なところだと、故・鈴木その子さんとか。

鈴木さんも崎谷さんと同じような「高糖質・低脂質」をすすめています。

崎谷さんの方が食全般に関して細かくて難しいです。

ただ、しっかり読み込むと他のどの本よりも深く学べます。

どちらでもない、糖質も脂質もほどほどに、、、

みたいな中途半端なのが多すぎるんですね。

まあ、分からなくはないですが。

私は崎谷さんのように、「良質な糖質を1日300g~400gは摂ろう」

みたいな風に自信を持って堂々と言ってくれる方の方が好感持てますね。

ちなみに私は高糖質低脂質も高脂質低糖質もどちらも試した上での判断ですが、

高糖質・低脂質(・低タンパク質)が健康的な食事だと考えています。

つまり、崎谷さんが推奨する食事法を支持します。

個人的には、「科学者たちが語る食欲」には重要なことは多くは書かれていないので、

高炭水化物食についても崎谷さんの本を何冊か読む方が色々学べると思ってます。

あとは、鈴木その子さんの「鈴木その子式やせたい人は食べなさい。」も

分かりやすくてかなりおすすめ。

先に、鈴木その子さんの本を読んで基本を学んでから、

崎谷さんの本を3冊~5冊くらい読むと高糖質・低脂質について深く学べます。

崎谷さんの本はハズレがないので何でも読む価値はありますが、

なるべく新しいのでいいと思います。

どれか1冊なら難しいですが、

最新の「ハチミツ自然療法の最前線 ポスト総ワクチン接種時代の処方箋」ですかね。

ハチミツについての本ですが、高糖質・低脂質の重要性が学べます。

ちなみに、鈴木さんはお米をすすめていますが、

崎谷さんはお米は特におすすめしているわけではありません。

崎谷さんはお米などのデンプン質よりも消化のよいハチミツや果物をすすめています。

冒頭が少し長くなりましたが、科学者たちが語る食欲で

特に参考になった点を先に5点書いておきます。

・低タンパク質・高脂肪食は寿命が短く不健康である

・寿命は総摂取カロリーとは何の関係もない

・タンパク質を20%程度に増やすと寿命は縮まるが子孫繁栄にはプラス

・妊娠中の女性は、タンパク質は多めに摂った方がいい

・タンパク質を摂り過ぎると老化を早め寿命を縮める

特に重要だと感じた項目は赤字にしました。

初めて聞いたという点で、

高タンパク質食の子孫繁栄と妊娠中は高タンパク質推奨の2点が特に勉強になりました。

目次

低タンパク質・高脂肪食は寿命が短く不健康

低タンパク質・高脂肪食は寿命が短く不健康

タンパク質も極端に少ないのはよくないのでしょうね。

成人なら1日50gほど摂っていれば特に問題ないとは思っていますが。

活動量・運動量が多いのなら1.2倍~1.5倍とかで。

60g~75gとかですかね。

高脂質食が体に悪いというのは結構あちこちで聞きますね。

高脂質・低糖質はダイエットはしやすいけど、

健康であると語っている方は少ないです。

エネルギー源を糖質ではなく脂質にしてケトン体を増やすとよいなんてことも

言われていますが、その逆の意見(つまり、悪い)も多いです。

私も脂質をエネルギー源にするのは体によいことではないと思っています。

糖質の方が効率がいいですし。

あと、低脂質よりも低糖質の方が継続しにくいというデメリットもあります。

油ばっかと甘い物ばかりなら油ばかりの方がきついでしょ。

飽きるというか、食事もつまらない。

あと脂質は選択肢が糖質ほど多くない。

まあ、それでも私は高脂質が100%体に悪いとも思っていません。

「もしかしたら」もあると思っています。

完全否定はしない。

この本以外にも崎谷さんとかの高糖質・低脂質食を推奨する本を読んでから、

金森さんの本を読むとギャップがすごくておもしろいですよ(笑)

「真逆のこと言ってるやん!」みたいな。

寿命は総摂取カロリーとは何の関係もなく、タンパク質と炭水化物の割合が重要

寿命は総摂取カロリーとは何の関係もなく、タンパク質と炭水化物の割合が重要

よく、カロリーを減らすとサーチュイン遺伝子が活性されて

テロメアが伸びて寿命が延びるなんて言われてますよね。

これは、関係ない、と。

崎谷さんもサーチュインだかテロメアだったか忘れましたが同じく否定してますね。

カロリーよりも、タンパク質と炭水化物の割合が重要だと。

しっかり良質な糖質を摂って、脂質は控えめにして、

タンパク質は年齢や状況に応じて適量摂るのが長寿にはよいということですね。

カロリーが寿命に何の関係もないなら1日1000kcalでも2000kcalでも

大差ないみたいな感じでしょうかね。

だったら、しっかり食べてエネルギー補給した方が健康でいられると普通思いますよね。

特に糖質をしっかり摂らないとエネルギー(栄養)不足で寿命が縮まりそう。

糖質を控えて痩せているよりは、糖質をしっかり摂って

標準体重かやや小太りくらいの方が健康や長寿には良さそうですね。

タンパク質を20%程度に増やすと寿命は縮まるが子孫繁栄にはプラス

タンパク質を20%程度に増やすと寿命は縮まるが子孫繁栄にはプラス

健康的な子どもが欲しいならたんぱく質はやや多めに摂った方がいい。

これはかなり驚きました。

健康的な子供というか、子孫繁栄なので妊娠しやすくなるということでしょうかね。

で、もう子供を産む予定がなくなったら、長く生きるためにタンパク質を少し減らすと。

これは男女ともに、でしょうね。

この後の章で書きますが、女性は妊娠中もタンパク質は多めに摂った方がいいので

3人以上とか子供を産む方は結構長い期間高タンパク質食を摂った方がいいことになりますね。

ということは、5人以上とかあまり多く子供を産む、つまり高タンパク質食の期間が長くなる

ということは多少は自分の命を削ることになるのでしょうね。

ただ多くの方は、このことは知らないと思うので

特別たんぱく質の摂取量を増やしたりはしないのであまり関係なさそうですね。

このことを知っていたのなら、自分の命を少し削って子供を産むという考えになるかもですね。

子供のために一定期間たんぱく質の摂取量を増やす。

旦那さんは奥さんのために妊娠中はしっかり良質なタンパク質を用意しないといけませんね。

間違っても、手軽だからとプロテインパウダーばかりにしないでくださいよ。

国産の納豆、平飼いの卵などがよいでしょうね。

あとは、お米にもタンパク質は多少は含まれているので糖質補給も含めてしっかり食べる。

タンパク質は少ないですけど果物も糖質源としてはいいですね。

果物に含まれる果糖は精子の材料にもなるので、妊活にもいいですね。

妊娠中の女性はタンパク質は多めに摂った方がいい

妊娠中の女性はタンパク質は多めに摂った方がいい

妊娠中はタンパク質を多めにした方がいいとかも初耳です。

特に妊娠中後期は多めに。

こういった知識があるかないかは大きいですよね。

子どもを作らないのならあまり関係ないかもですが。

タンパク質多めといっても過剰摂取には注意してくださいね。

PFCバランスでいえば、タンパク質:脂質:糖質=20%:25~30%:50~55%

くらいが個人的にはよいと思います。

妊娠中はタンパク質と脂質の割合を少し増やして、糖質の割合を少し減らした方が

よいということでしょうかね。子供にも自分のためにも。

妊娠中の食事が重要なことは分かっていましたが、

PFCバランスに気を配ることが重要なのは目から鱗でした。

あとは、65歳以上の高齢者も妊婦さん同様にタンパク質は20%くらい摂った方がいいです。

高齢になるとタンパク質に限らず様々な栄養素が体に吸収されにくくなりますので。

よく「高齢者は小太りの方が長生き」だなんて言われますしね。

少し太ってでもしっかり食べた方がいいということですね。

40歳~65歳くらいはタンパク質も量もそんなに食べる不必要はありません。

30代以下は中年と高齢者の中間くらいです。

タンパク質を摂り過ぎると老化を早め寿命を縮める

これも最近はよく耳にしますね。

ある種のアミノ酸がよくないと。

メチオニン、アルギニン、アスパラギン、システイン、グルタミンとかだったかな。

BCAAのバリン、ロイシン、イソロイシンなんかも摂り過ぎはよくない。

逆に、コラーゲンに多く含まれるグリシンやプロリンは体にはよいアミノ酸であると。

アミノ酸のバランスで考えると、ホエイプロテインやBCAAやEAAなどの

スポーツサプリはもちろん、肉や魚の取り過ぎも老化を早める気がします。

肉なら赤身とか筋肉部位ではなくコラーゲンが豊富な手羽先なんかがよさそうですね。

レバーは鉄分が多いのでNGですね。

なぜ肉や魚の食べすぎがよくないのかが、このタンパク質、特にある種のアミノ酸の

摂り過ぎがよくないから、ということで説明がつくのではないでしょうか。

上記のようなアミノ酸を過剰に摂るとガンになりやすくなる。

肉をたくさん食べるとガンになりやすいのも、なんとなく納得できますね。

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