92点/100点満点
インプットの効率を上げる勉強術100の法則
和田秀樹

和田秀樹さんの本を読んだのはおそらくこれが初めて。
他にも立ち読みはしてるかもしれないけど。。
この本には社会人になってからの勉強の重要性、勉強法、勉強のメリット、記憶について、
読書術、英語術、時間術、インプット術、アウトプット術などについて書かれています。
勉強術の本としては結構役に立つかと。
勉強がやりたくなるようなことも色々と書かれています。やる気にさせてくれます。
「あ~、勉強するとこんなにいいことがあるんだな」と気づかされます。
もうこの本を読んだら勉強せずにはいられませんね(笑)
「勉強しない(学ばない)=大損」みたいなもんですから。
学ぶのは、本でも耳学でも有料オンラインスクールでも
Youtubeでもテレビでもセミナーでも何でもいいんですよ。
雑誌や漫画やアニメでもOKっすよ。学べるのなら。
私は知らないことを学のが好きなので勉強法の本は結構好きでちょくちょく読むのですが、
初めて知った点もいくつかありました。
例えば、「勉強がはかどる場所」とか。
「あ~~、こういった場所がいいのか、確かにいわれてみれば」と。
そして第1章では勉強しなければならない時代と題して、勉強の重要性が書かれています。
AI時代になると勉強はそれほど必要なくなる、と考えている方も多いかと思いますが、
実はその逆です。
今後はより、勉強しなければ生き残れない時代になる。
頭を使わない人間がやりたくない作業はAIがやってくれるから、
人間は知識や教養を持った頭を使える優秀な人間が重宝される。
それ以外は、、、
「あ~、もう勉強しない(学ばない)のはもったいないことなんだな」
と気づかせてくれます。
まさに「無知は罪」ということを知らせてくれます。
もう、この危機感じゃないけど、勉強して当たり前みたいなことが分かっただけでも
この本を買って十分すぎるほど元が取れてますね。
ただいくつか私には当てはまらないこともあり、それが昼寝と朝食についてです。
私は寝不足でもなければ昼間は眠くならないですし昼寝の習慣はないので無理に寝ようとは思いません。
朝食(固形物)も食べない方が体が軽く頭脳労働が捗ります。
固形物は摂りませんが、水分、完全無欠コーヒー、サプリメントなどは摂っていますが。
これで夕方くらいまで食べなくても全くお腹空かないですし体も頭もバリバリ動くので。
なので、無理に朝食は食べようとは思わないですね。
まあ、この辺は「慣れ」ですので昼寝をしなくても朝食は食べなくても別に問題ない
ということだけでも頭に入れておいてください。
特に運動量・活動量が少ない方は食べすぎは注意で。
あまり動かないのに1日3食で毎食お米やパンなどの太りやすい糖質を食べていたら
(徐々に)太る可能性大です。
成長期の子供や妊婦さんやお年寄りや偏食の方は普通に1日3食とか食べた方がいいと思いますが。
1日1食や2食の少食は野菜や果物などでしっかり栄養を摂らないと栄養失調のリスクはありますからね。
ということでまとめますと、あくまでも勉強(学ぶこと)に関してや勉強術の本なので、
読書術、英語術目当てで買うのはあまりおすすめしない。
これらはそれぞれ10ページ、6ページ分ほどし書かれていないので。
時間術、インプット術、アウトプット術に関してはそれぞれ丸々一章割かれています。
ページ数にして数十ページずつですね。
「インプット&アウトプット術」の本ともいえますね。
男女問わず社会人向けの内容といった感じですが、
中学生、高校生、大学生や高齢者でも普通に読める内容です。
男性ホルモンについてや、勉強することで感情の老化を防げたり
寿命が伸びるといったことも書かれていますし。
今勉強したいと思っている、またはすでに勉強し始めている方に特におすすめ。